
こんにちは、松下です!
「あなたのぽっこりお腹の原因を知ろう!」のチェックリストで、ぽっこりお腹の原因が「内臓脂肪」によるものだと判定された方にとって、この話題は気になる内容だと思います。
「内臓脂肪レベル」というのは、ぽっこりお腹の見栄えや症状からの推測だけではなく、具体的な数値を測定することによって、内臓脂肪量が「多い・少ない」を判断できる手段です。
ただ、「内臓脂肪レベル」の意味がよく分からないという人もいると思います。
そこで今回は、「内臓脂肪レベルとは何か?」「内臓脂肪レベルの平均と測定方法」などをテーマにお届けしていきます。あなたの内臓脂肪量の現状と、日々の内臓脂肪量の変化などを正確に把握するきっかけになれば幸いです。
内臓脂肪レベルとは何なのか?
内臓脂肪レベルとは「お腹についている内臓脂肪の面積」を分かりやすく数字で表したものです。
判断の目安としては、
- 標準 ~9.5
- やや高い 10~14.5
- 高い 15~
とされています。(タニタ社HPより引用)
一般的に、内臓脂肪の断面積が100平方センチメートルを超えると、ぽっこりお腹になり生活習慣病にかかりやすくなると言われていますが、その100平方センチメートルが内臓脂肪レベル10のイメージだと思ってもらえば分かりやすいと思います。
年齢を重ねると内臓脂肪レベルは上がる傾向にありますが、例えば30代で内臓脂肪レベルが10を超えている場合、ぽっこりお腹の原因が内臓脂肪によるものである可能性が極めて高いので、日常で内臓脂肪を減らす為の改善策を実践していく必要があります。
内臓脂肪レベルの年齢別平均値
内臓脂肪レベルの平均値は、男女別や年齢別によって異なります。
一般的に、年齢が上がるほど内臓脂肪レベルは高くなる傾向にあります。これは、年齢が上がるほど基礎代謝が低下して、内臓脂肪が燃焼しにくくなる為です。
例えば、30代男性の内臓脂肪レベルの平均は8ですが、30代で内臓脂肪レベルが10以上の人は、生活改善をしないまま50代になると・・・ 生活習慣病などのリスクは大変高くなります。
早めに内臓脂肪を減らす為の改善法に取り組めるという意味でも、あなたと同年代の内臓脂肪レベルの平均値を知っておくことは意味のあることだと思います。
内臓脂肪レベルの測定方法
内臓脂肪レベルは、やはり病院で測定するのが最も正確にできるというのは間違いないでしょう。ただ、測定する為には時間もかかりますし、ましてや費用も高いというデメリットがあります。
だから、目安を知りたいというだけなら「体組成計」を使って家で測定するというのでも十分だと思います。
体組成計にも様々なタイプがあり、値段もピンキリです。たくさん機能が付いているものは10000円以上するものもありますが、最近では5000円以内でも性能のいいものが出てきています。
メーカー選びについても悩まれるかと思いますが、測定精度や使い勝手を考えると、やはり老舗の「タニタ」もしくは「オムロン」から選ばれるのが無難でしょう。ちなみに、私が使っているのは「タニタ製BC-705N-WH」という5000円くらいの安価なタイプのものです。
↓このようなものです
どうせなら、色々な機能が付いている方が良いという人には不向きかもしれませんが、このタイプでも内臓脂肪レベルの測定はもちろんのこと、乗るだけでユーザーを識別してくれたり、5人分のデータ登録が可能であったりと、機能としては十分満足しています。
また、タニタの他タイプの体組成計やオムロンの体組成計は、結構中国製が多かったりしますが、私が使っている上のタイプは日本製なので、それも選んだ理由の一つです。
体組成計による測定のコツとは?
次に、体組成計で正確に内臓脂肪レベルを測定する為には、いくつかコツがありますので、それを順番に紹介していきたいと思います。
体組成計を置く場所に気をつけよう
クッション性のある床の上で使うのは、なるべく避けた方がよく、フローリングなどの固く平坦な床に置いて使うのがコツです。
カーペットや畳など凹みやすい材質の上に体組成計を置いた場合、角度が微妙に変わったりして内臓脂肪レベルを正確に測定できない可能性があります。
内臓脂肪レベル測定のタイミングについて
いつもだいたい同じタイミングで測定することが、正確に内臓脂肪レベルを測定できる為のコツです。
起きた直後や運動・食事・入浴後は、身体の状態が通常時と異なりますので、内臓脂肪レベルの測定は止めた方が良いでしょう。
ちなみに、私は入浴前に内臓脂肪レベルを測定する様に習慣付けてきました。脱衣所に体組成計を置かれている方も多いと思うので、習慣付けるタイミングとしては絶好のタイミングだと言えます。
最後に
今回は、「内臓脂肪レベル」の意味と一般的な平均値・測定の方法などについて説明してきました。
ぽっこりお腹の原因が内臓脂肪である人にとって、自分のぽっこりお腹がどれぐらいのレベルなのかを把握する為に、内臓脂肪レベルの現状と推移を確認しておくことはとても大切なことです。
今回説明した測定方法や、そのコツなどは体組成計を使う上で必要なことですので、参考になさってみて下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました。