
こんにちは、松下です!
日常生活でお茶を飲まれる方は多いと思いますが、実はそのお茶に「ぽっこりお腹の解消を助ける効能」があると言われています。
そこで今日は、そんなお茶の知られざる効能をテーマにお話したいと思います。
「お茶」はぽっこりお腹解消の強い味方
今日に至るまで、日本人ほどお茶好きな民族は、世界中どこを探してもあまりいないのではないかと思います。
そんな馴染みのあるお茶ですが、実は数多くの秘めたるパワーを持っていることをご存知でしたか?
例えば、
- ウイルスの感染予防
- 胃潰瘍の改善・予防
- 口臭を抑える
- 腸内環境を整える
- 中性脂肪分解を助ける
- 脂肪の吸収を抑える
- コレステロールの上昇を抑える
- 虫歯予防
これだけの機能がお茶にはあります。
この中で、特に「脂肪に関する働き」は大きいものがあります。
実際に行われた動物実験では、水とお茶で排泄物の中に含まれる脂肪の量を比較したところ、お茶は水の約1.5倍というデータもあります。そのことからも、「お茶」は体内からの余計な脂肪の排出効果が期待できるので、ぽっこりお腹解消の助けになる飲み物であると言えるでしょう。
ペットボトルのお茶ではぽっこりお腹の解消効果が薄い
ただ一つ注意したいのは、多くの人が利用している「ペットボトルのお茶」では、それほどぽっこりお腹の解消効果は期待できないということです。
なぜなら、ペットボトルでは500ccに約4gの茶葉しか使用されていないからです。急須でお茶を注ぐ場合500ccに約10gの茶葉が使用されていると言いますから、ペットボトルのお茶ではぽっこりお腹の解消効果が薄いというのも頷けますよね。
そもそも、お茶が渋く感じるのはタンニン酸、すなわちカテキンの影響で、通常この「カテキン」が脂肪の吸収を抑制してくれると言われています。
ただ、ペットボトルは飲みやすさを重視しているので、特にこのカテキンが薄く作られています。だから、ペットボトルのお茶ではぽっこりお腹を解消する効果は薄いと言わざるを得ません。
ティーバックのお茶ならぽっこりお腹の解消効果がアップ!?
手軽にお茶を飲む時のアイテムとしてティーバックがあります。ティーバックであればペットボトルの様に薄いことは無く、効果も茶葉で入れた場合とそれほど変わりません。
だから、「急須で茶葉をセット」というのが面倒な人には無理なく続けられる意味でもおすすめです。
ただ、緑茶には「カフェイン」が含まれていますので、トイレの近い方や不眠・寝つきの悪い方などが利用される際は「飲むタイミング」に注意が必要です。
また、カフェインには胃液の分泌を促進させる働きがあり、空腹時に摂取してしまうと胃痛の原因となりますので、お腹に何か入れてから飲むと良いでしょう。
「お茶」の香りも楽しみながら心身共にリフレッシュ
ただ、「脂肪の排出が増えるから」という理由だけでお茶を飲み続けるのはもったいなくて、どうせなら体だけでなく心も一緒にリフレッシュしたいものですよね。
例えば、「春摘みのお茶」は香りにより爽やかな感じを与えてくれますが、これは交感神経の興奮を抑えてくれているからなんです。
「アロマテラピー」という言葉をご存知の方も多いと思いますが、香りを利用した治療法もあるくらいです。
「お茶にはお茶の香りしかしないじゃないか」と言われる方もいるかもしれませんが、お茶の種類によっても香りは異なりますし、紅茶であれば様々な香りを楽しむことができます。(もちろん、紅茶にも緑茶ほどではありませんがカテキンが含まれています)
私が普段気分によって使い分けている紅茶の種類と効能について簡単に触れておきますので、参考になさってみて下さい。
- アールグレイ(興奮した時に飲めば落ち着きを取り戻せる)
- ポワール(鮮烈な香りが気分をリフレッシュさせてくれる)
- オレンジ(落ち込んでいる時にやる気が湧いてくる)
何事も過剰摂取は良くない
では、「カテキンの入ったお茶を多量に飲めば脂肪が減って、早くぽっこりお腹を引き締めることができるのでは?」と思われるかもしれませんが、過剰摂取には別のデメリットがあることも忘れてはいけません。
「過剰摂取のデメリット」としては、
- カフェインが原因の興奮作用や利尿作用が起こる可能性がある
- 鉄分と結びつきやすい為、鉄分不足になる可能性がある
などがあります。
1日のカテキン摂取量については一般的に、1日1000mg程度の摂取が良いとされています。緑茶で言えば「10杯」といったところですが、通常の摂取量であれば問題にはならないです。
また、日本で過去にカテキンの取り過ぎで健康被害が報告された例はありませんが、デメリットの事実だけは頭の片隅に置いて頂き、過剰にならない様注意しましょう。
最後に
普段何気なく飲んでいる「お茶」にもぽっこりお腹の解消に役立つ効能があり、「はっ」とした方も多かったのではないでしょうか?
何事も「過剰摂取」は良くありませんが、普段あまりお茶を飲まれない方なら、こういうものをうまく活用してみるのも一つの手かと思います。
長くなりましたので、最後にこの記事のまとめです。
- カテキンには脂肪吸収抑制効果がある為、お茶はぽっこりお腹解消の味方に成り得る
- ペットボトルではぽっこりお腹の解消効果は薄いが、ティーバックであれば問題はない
- 緑茶であれば1日10杯以下に抑えておくことが無難
ご参考になれば幸いです。